目次
概要
富士フイルムの単焦点ポートレートレンズ「XF56mmF1.2 R WR」。
圧倒的描写力を誇り、完成されたポートレートレンズとして定評があります。
本来は人物撮影に最適化されたレンズですが、この記事では“物撮り・風景”を通して、その実力をレビューします。
公式スペック+一言
- 焦点距離:56mm(35mm判換算 85mm相当)
- 開放F値:F1.2
- 最短撮影距離:50cm
- 絞り羽根:11枚(円形絞り)
- 防塵防滴・耐低温仕様
- 重量:約445g
👉 詳細スペックはこちら:公式サイト
「圧倒的描写力」。ひと言で表すなら、まさに完成されたポートレートレンズです。

実際に使って感じた魅力
背景のとろけるボケ
物撮りや風景でも、最大開放F1.2のボケ量は圧巻。
背景が一気に溶けて、被写体だけが際立ちます。

解像力の高さ
X-H2の高画素センサーと組み合わせると、細部の解像がしっかり出ます。
建物建造物の撮影も◎

美しい玉ボケ
夜景やイルミネーションを撮影すると、絞り羽根11枚による滑らかな玉ボケが表現できます。
人物がいなくても、このボケの美しさは十分に堪能できます。

弱点
- 最短撮影距離が50cmなので、被写体に思ったより寄れない
- 開放でのピントは非常にシビアで、静物でも慎重さが必要
- レンズサイズは比較的コンパクトだが、APS-C用としてはやや重さを感じる
どんな人におすすめか
- ポートレートだけでなく、物撮りや風景でも“ボケ表現”を楽しみたい人
- 高解像ボディ(X-H2 / X-T5)で、解像力と立体感を最大限引き出したい人
- 将来的に人物撮影でも本領を発揮できる「完成されたポートレートレンズ」を探している人
まとめ
XF56mmF1.2 R WRは、人物撮影に最適化されたレンズですが、静物や風景でもその「圧倒的描写力」を堪能できます。
X-H2との組み合わせでは特に「解像+ボケ」のバランスが秀逸で、使うほどに完成度の高さを実感します。
👉 詳細は 公式サイト をチェック。
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