目次
概要
富士フイルムXシリーズを語るうえで欠かせない存在が「XF35mmF1.4 R」。
2012年発売と古参レンズながら、独特のボケ感とオールドレンズ的な描写で今も「神レンズ」と呼ばれています。
小型軽量・高画質・表現力。この三拍子が揃い、Xユーザーなら一度は手に取るべき1本です。
公式スペックと一言レビュー
- 焦点距離:35mm(フルサイズ換算 約53mm)
- 最大口径比:F1.4
- 最小絞り:F16
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離:0.28m
- 重さ:約187g

一言でまとめると「小型軽量なのに、撮れる絵は深く、立体感がある」。
日常スナップにも本格的なポートレートにも対応できる万能レンズです。
実際に使って感じた魅力
① 美しいボケ感
F1.4開放で撮影すると、とろけるような柔らかいボケが生まれます。
主役が浮き上がる立体感は「これぞ神レンズ」と言われる所以です。

② オールドレンズのような描写
最新レンズのシャープさとは一線を画す、独特の味わい。
設定次第でフィルムカメラのような空気感を表現でき、
一方で絞れば現代的な高解像の写真も撮れる“二面性”が魅力です。

③ 小型軽量で持ち歩きやすい
重量わずか187g。Xシリーズのボディに装着してもバランスが良く、長時間のスナップや旅行にも最適。
「常にバッグに入れておきたい1本」になること間違いなし。
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弱点
- AFが遅い動体撮影や暗所では迷いやすく、最新レンズの快適さには劣ります。
- 逆光でフリンジが出やすい強い光源が画面内にあると紫のにじみが出ることがあります。RAW現像で補正可能。

弱点はあるものの、それ以上に「写りの雰囲気」が魅力を上回ります。
作例まとめ
このレンズの真価は「被写体と背景をどう切り取るか」で発揮されます。
ボケを活かせばポートレート、絞ればスナップ。幅広いジャンルで“使い込むほど味が出る”一本です。
どんな人におすすめか
- 富士フイルムで最初の単焦点を探している人
- ボケ感や空気感のある写真を撮りたい人
- 「古さ」を魅力に変える表現を楽しみたい人
- 軽くて毎日持ち歩ける常用レンズが欲しい人
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まとめ
XF35mmF1.4 Rは発売から10年以上経っても、多くのユーザーから愛される理由があります。
美しいボケ・オールドライクな描写・小型軽量。これらが揃った“唯一無二”の存在。
「最新の快適さ」よりも「写真の雰囲気」を求める人にこそ使ってほしい神レンズです。
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